EA TRICK-STAR コンセプト
自身でもいくつかのEAを運用しているが、自作のEAも欲しかったのが始まり。
作るにあたってのコンセプトは以下だ。
- 毎日トレードする
- 損切幅は狭め
- 誰でもほぼ同じ結果を得られる
このコンセプトで東京時間にトレードを行うEAを制作することになる。
ネットを調べながらMQLプログラミングのコードを調べ、何とか完成したのがEA「TRICK-STAR」である。
自作EAを動かし、過去検証(バックテスト)など面倒かと思っていたが、時間を忘れてしまうほど楽しかった。
やはり、自作EAはかわいいものだ。だが、成績はボチボチといったところだろうか。
勝ったり負けたりを繰り返しながら、期待値で利益を増やしていくスタイルだ。
損切り幅を狭く限定し、右肩上がりであれば複利を利かせることで大きな利益を生むことも可能だ。
またトレード時間も1時間程度と短く、大きな値動きに巻込まれにくいのも特徴である。
EA TRICK-STAR 2020年の成績は?
2020年01月から無料配布から約1年経過するが、結局のところ成績はどうだったかというと。
無事に右肩上がりで着地している。
上げ下げを繰り返しながら伸びていく、期待通りの動きだ。
期待値を取りにいくEAである以上、負けの部分に関しては経費である。

EA TRICK-STAR バックテスト最新【動画版】
リリース1周年記念ではないが、TRICK-STARのバックテストを動画にしてみた。
無料配布ページのバックテスト結果は2015年01月~2019年12月までの成績が掲載されている。
今回は2020年分も通算した結果を取得しておこうと思う。
余談だが、EA販売サイトではフォワード結果を掲載している事が多い。
実際、購入して使ってみたらフォワード結果と一致しないなんて事があるだろう。
例えば、テクニカルを使ったロジックなどに多く、FX業者ごとに提供する価格レートは異なる。
たった、0.1~0.3pips程度のレートの違いで、一方はロジックに合致し、もう一方はロジックに合致しなかった。
この場合、エントリーの発生に大きく関わるだろう。
フォワード結果ではエントリーしていないが、実環境ではエントリーしてしまった。これが勝ちトレードで終われば良いが、負けトレードで終わった場合、深く印象に刻み込まれるだろう。
すぐに販売ページに行き、理由を聞いているのではないだろうか?
ちなみにこの TRICK-STAR のエントリーロジックはテクニカルを一切使用していない為、このような状況は皆無である。
バックテストとほとんど同じ結果を得られ、利用者全員がほとんど同じ結果を得るだろう。
※FX業者ごとの手数料は考慮しない ※スプレットで若干個人差あり
要するに TRICK-STAR を受け取った後、ご自身が使う環境下でバックテストをおこなえば同じ結果が得られていたことになるのだ。
ある程度EAをかじった方なら、バックテストなんてあてにならないと思うだろう。
試しに1ヶ月間実際に運用したあと、同じ期間バックテストをおこない結果を見比べてみてほしい。
恐らく、一致しているだろう?仕組みが分かればズレようが無いことがわかる。
そして、期待値を求めるトレードであることも薄々感じ取っていただけるだろう。
話が長くなってしまったので、本題に戻す。
2015年01月~2020年12月末まで通したバックテスト結果を収録しておいた。
3分程度の動画だが、良ければ見ていただきたい。
EA TRICK-STAR 残念に思うこと
運用開始のタイミングに依っては、1ヵ月近くダラダラと負けから始まることもある。
こういう状況で始めた場合、このEAダメだ!と運用をやめてしまう人も多い。実際に減っているのも確認できている。
このEAの本質と長期目線での運用が必要ということを理解していないと難しいだろう。
例えば、運用資金10万円で始めたなら全て失ってから、このEAダメだと思って欲しかった。
そして、運用を止めた後、しっかりそれ以上の利益を生み出しているパターンが多い。
偉そうに語ってはいるものの、今年の成績はどうなるかは全く判らない!それが相場である。
現在も TRICK-STAR は無料配布中なので興味を持たれたら方はリンクの記事を読んだ上、是非使ってみてほしい!
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